【海外旅行体験記】スタントラベルのWORLDブログ『南海の楽園バヌアツの旅/娘を訪ねて1,600里』

こんにちは!スタントラベル旅のアドバイザーです。
2016年のゴールデンウィーク 4/28(木)~5/6(金)、今回は南太平洋の小国「バヌアツ共和国」へ行って来ました。何故バヌアツ共和国??? と思われるかもしれません ・・・ 実は私スタントラベル旅のアドバイザーの愛娘(長女)がJICA(青年海外協力隊)の隊員として赴任しているのです。“親バカちゃんりん、そば屋の風鈴”娘会いたさに行ってまいります!

でも当然直行便は無い ・・・ さて、どうやって行こうか?となります。

世の中はゴールデンウィークの真っただ中、航空運賃も最高値の時期です。知力・思考力とともに経済力も劣る我が身、必死で安い航空券を探します ・・・

あった!関空発着、広州経由の“中国南方航空”でニュージーランドのオークランドへ、さらにオークランドからはバヌアツ航空を利用して、バヌアツ共和国の首都ポートビラへ! この行程だと通常の約半額の運賃で行けます!

 

いざ出発!関空から広州→オークランドへ!

4/28(木) いざ出発! 関空から中国南方航空のハブ広州へは約4時間。

機材はA320の小型機のため、個人用液晶TVも無く、飲んで寝るだけ ・・・ 。広州~オークランドはA330ワイドボディ機材です。広州発が約1時間遅れで、少々イライラしながら搭乗開始。搭乗ゲートを通ろうとしたら、ブッーというブザー音、さらにイライラが増しそうになったところで係員から言われたのは

 

「You are up graded to First class(ファーストクラスへどうぞ!」

 

今までのイライラ感が吹っ飛び、バラ色の気分に!ビジネスクラスを通り過ぎ、前方に4席しかないファーストクラスのシートヘ。ウェルカムドリンクのシャンパンで喉を潤し、鼻歌交じりでオークランドへ出発!

広州~オークランドは所要約11時間半の夜行便。

せっかくのファーストクラスなので、飲んで、食べて、映画も観て、と思っていましたが睡魔には勝てません。180℃のフルリクライニングも災い(?)して爆睡してしまいました。慌ててシャンペンブレックファーストを食べ終わると、オークランド空港へ到着。

 

今日はオークランドで1泊。実はここオークランドは我が家の第2の故郷、息子が生まれ、娘が育った地でもあります。昔はそれほどでもなかったのですが、今では南半球で一番高いスカイタワーやカジノ等もでき、まさに大都市。懐かしい地で昔の思い出に浸りながら眠りにつきました。

 

明朝はまたオークランド空港へ。

今日からはバヌアツも連休、搭乗手続きをしようとカウンターへ行ったら、オークランドへ出稼ぎに来ているバヌアツ人の里帰り乗客でもの凄い長蛇の列。

1時間ほど掛けて手続きを終えてやっと搭乗口へ。旅のアドバイザーにとっても生まれて初めて訪れるバヌアツ共和国、いったいどんなとこでしょう?

オークランドから約3時間かけて、やってきましたポートビラ、バウアフィールド国際空港。
想像通り、青い海に眩しいほどの陽射しです。強烈な第一印象はとにかく海がきれいなこと!まさに透き通っているような青さです。少々大袈裟かもしれませんが、今まで生きて見てきた中で断然一番きれいな海です!

 

セブ、プーケット、ニューカレドニア、カンクン、ニース、ハワイ、サイパン 等など、いろいろと見てきたつもりですが、やはりここバヌアツの海がNo.1です。

海の話しばかりしていてもしょうがないので、せっかくですから「バヌアツ共和国」の概略について簡単に触れておきましょう!

 

バヌアツ共和国とは?

正式国名=Republic of Vanuatu。面積は12,190平方キロメートルで新潟県とほぼ同じ大きさです。北北西から南南東約800kmにかけて約83の島から成る島国です。国全体の人口は約26万人、私共の会社がある徳島市とほぼ同じ人口です。首都はポートビラ、民族はメラネシア系が93%で、あとはアジア系、欧米系など。独立は1980年とまだ若い国です。イギリスとフランスがほぼ共同で統治していた関係で、公用語は英語とフランス語、それにこの二つを混ぜ合わせたような現地特有の言葉「ビスラマ語」。

すごいのは、ここバヌアツの多くの人々は何とこの3つの言語を理解するのです。

それから通貨はVatu(バツ)、ほぼ1円≒1バツで非常に計算し易いです。但し物価は日本並みか、物によっては日本以上。
経済力の指標となる一人当たりGNIで比較すると、日本のUS$37,000に対してバヌアツはUS$3,200。簡単にいえば、収入は日本の約10分の1で物価は日本とほぼ同じということ!さぞかし生活は大変でしょう!?

海のきれいさの次に感動したのは、バヌアツの人々の人の良さ!

  

本当にきさくで行き交う人々も、皆笑顔で「ハ~イ!」と声を掛けてくれます。治安もこの周辺の国々の中では奇跡とも思えるほど良好で、数々の修羅場を体験してきた身としても危険を感じることは殆どありません。まさに「のんびり、まったり」とエンジョイできそうです。

バヌアツ観光!

バヌアツ到着日の夜は、近所のホテルで週末のみ開催されるファイアーダンスショーを娘と鑑賞。素人感ただよう実に質素なところが逆に面白かったです。

 

さて、皆さん“バヌアツ”と聞いて思い浮かべることは何でしょう?

世界的にも有名なものがあるんですヨ!皆さんも絶対に知ってる筈です。そう「バンジージャンプ」の原型となった“ナゴール”という飛び降りの儀式です。このナゴールはペンテコスト島という島で行われます。エファテ島にある首都ポートビラからは飛行機で約1時間、18人乗りのツインウォッターで向かいます。まるで玩具の飛行機のような感じです。操縦室も客席から丸見え、ハイジャック犯が乗っていたらどうするのでしょう? そんな心配は置いといて ・・・ ペンテコスト島に到着です。

 

ペンテコスト島の空港は何と芝生の滑走路、ターミナルビルも、どちらかというとバス停といった程度の建物です。当然、公共の交通機関など無く、チャーターした四駆の車で道なき道をひたすら走ります。

  

 

ナゴールの儀式は毎年5~6月、ヤム芋の収穫に感謝し、また翌年の収穫を祈願するために行われます。女性と子供はこの儀式を見守るように唄って踊り、そして10~30代の男性がこの荒行に挑みます。

  

 

足に巻く蔦(命綱)は各自で選びますが、この蔦選びが運命の分かれ道となります。長過ぎたり、途中で切れたりしたら首の骨を折り、下手をしたら命を落とすことになります。実際、過去には多くの人が怪我をしたり、絶命したりしたそうです。若年の人が小さめの台から飛び降りはじめ、次第に大きな台に移って、成人が飛び始めます。飛ぶ前には台の上で祈り、そして何かを叫び、一気に飛びます!

 

商業ベースのバンジージャンプとは一味違う迫力が感じられます。この聖なる儀式は、商業用に撮影することは許されていないため、実はこの写真は非常に価値のあるものなのですヨ! 皆さん、心して観て下さい!!

 

 

 

バヌアツで他に有名なものとしては「ヤスール火山」があります。世界で一番活火山の火口に近付ける場所として有名です。そしてなんとこの火口の横には郵便ポストがあり「世界一危険なところにある郵便ポスト」としてギネスブックに載っています。投函してみたい物好きな人は是非どうぞ!

 

 

それから有名ではないのですが、是非皆さんに紹介しておきたいものがあります。

それは「Kava」と呼ばれる飲物です。バヌアツ各地には集落ごとに“ナカマル”と呼ばれる集会所があります。実は最初、現地の人に“ナカマル”に行こうと言われたときは、現地に駐在している日本人の家か店に行くのかと勘違いしてしまいました ・・・そのナカマル、夕刻になるとKava Bar(カババー)がオープンします。Bar(バー)と言っても、日本や欧米諸国のそれを想像してはなりません。

 

物静かで薄暗い、神聖と思えるような場所なのです。そこで飲むKava(カバ)ですが、実は胡椒の木の根っこをすり潰してつくられた、何とも表現のしようが無いものです。美味いか不味いかは、よそ者である私がコメントするべきではないと思いますが「美味ければ、多分もっと世界中に拡まった筈だろう!」というのが正直な感想です。

このKava(カバ)を今後飲むかも知れない人のために、旅のアドバイザーから貴重なアドバイスです ・・・

①飲むときは一気に飲み干して下さい。でないと、二くち目は考えられません!

②量ですが、注文するときに選べます「100バツ分下さい etc」決して見栄を張って多めに注文しないこと!

以上が、数少ないカバ経験者からのアドバイスですヨ!

 

現地在住の日本人の方々に「日本から娘に会いに来ました」と挨拶すると、全ての人から「Kava(カバ)はもう飲みましたか?」と聞かれました。それほどインパクトのある、貴重(?)な飲物なのですヨ!

さてさて、5日間滞在したしたバヌアツ旅行もそろそろお仕舞い ・・・

久し振りに娘に会うことができ、また、日本のような文明社会に住む者には、何もかもが新鮮に映るバヌアツの風土・文化・習慣・人々と触れ合うことができ、まことに満足のいく旅でした。それから、世界の各地で現地の人々と社会のために貢献しているJICAの隊員達に尊敬の念を抱いた旅でもありました。

 

美しき“日章旗(日の丸)”付きの制服を着て汗を流す貴方達の姿は凛凛しく、そして光り輝いていました。現地でたくましく生活している娘(親ばかちゃんりん?)とその仲間達、遠く離れた日本からエールを送り続けますヨ!頑張れ~!

 

そして「有難う」「Thank you(英語)」「Merci(仏語)」「Tank yu(ビスラマ語)」!

では、皆さん、また次回 !!

2022.02.15

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